展示を3件見に行きました
昨日展示を3件はしごして見たのでメモ
自分の周りは村上隆がそんなに好きではなく、私も作品がいいなあとは思ったことが無い。というか特に興味が湧かなくてまともに見た事が無かっただけなんだけども。
なんで今回見に行ったかというと、カメラでの撮影が可能でSNS等で広めたりとかしていいって展示が面白いなあと思って。(割と現代美術の展示とかメディアアート系は撮影、SNSで拡散してくれ〜てのは多い)
村上隆本人も言ってるようにビジネス感があるっていうか、ジャパニーズコミック的要素、グラフィティを取り入れた仏教絵画って感じがまあそりゃ海外ウケするよね…って思う人が多いから好感度が低いんじゃないかなって思った。(完全に主観ですが)
村上隆の思想というか、作ってきた作品とかカイカイキキとかもそうだけどやりたい事は一番最後の作品で語ってて、そういう思想は同意できるなって思ってる。なんだろ、ノブレスオブリージュ精神というか…。持てるものの義務を果たしてるんだなあという気持ち。
若手の美術家の育成とか、現代美術のマーケティングの広がりに貢献していて純粋に偉いなあという気持ちで作品鑑賞してたから作品に関しての感想はあまりない。一番面白かったのは五百羅漢図のメイキングが面白かった。ダメ出しとか。
五百羅漢図がやっぱりキービジュアルになってるように目玉の作品だしあれだけの超巨大絵画のスケジューリングとマネジメントに感服した。正直、絶対作りたくない…偉いなあ。あとすんごく近くで凝視したらスタッフに怒られた。
作品についていいなあと思うよりもずっと意図というかそういう事を考えてしまう展示だったな
次はデザインハブのデジタルメディアと日本のグラフィックデザイン
内容は展示タイトル通りのものだなあ。て感想。授業で習ったものの復習感。
デジタルメディア史というか古典て感じ。古いmacが実機で動いて触れる事に価値があるって感じ。
ラストはメディア芸術祭。金曜の閉館が遅いので滑り込み。
メディア芸術祭って初めて来たけど面白かったな。
アート部門の大賞が?って感じだったけど。自分の理解力が低いというか。お、おう…。て感じ。サイトに行って選考理由みたいなの軽く見たけど多分詩的な作品なんだなって思った。コンセプトの説明とかもうちょっとしてたらわかりやすいと思うんだけど…。
メディアアートってコンセプトありきというか、もうちょっとキャプションをわかりやすくしてもいいんじゃないの…って思う。それだと作品よりも文字情報に目がいってしまうのかな…、考えるな感じろって事なのかな
個人的にはレズビアンのカップルの架空の子供の作品が凄い良かったなー。自分が頭が悪いからあれぐらいわかりやすいと助かる。
漫画部門、めっちゃじっくり読みたいし一人で来た方が楽しめそう。だがメディアアートってインタラクティブな作品が多いし一人でキャイキャイできねえよ…!でも映像系も一人で見たいし…!
多分、一回目は一人で来て二回目は友人と来てドヤ顔で解説して一緒にゲームとかして楽しむのが一番良さそう。